こんにちは、タカオ(@_takaodoi)です。
このブログでは、カメラ・ブログ・アカペラに関する情報を発信しています。
簡単にいい写真が撮れるコスパがいいカメラってどれがいいんだろう…。
この記事ではこんな方にオススメのカメラ、RX100M3を紹介していきます。
RX100M3は、SONYから販売されている高機能・高性能なコンデジです。
キレイな写真を撮るための性能・機能を持っており、サイズや重量、コスパの面でもオススメのカメラです。
RX100M3は、
- スマホからステップアップしてキレイな写真を撮りたい方
- すでに一眼レフやミラーレスカメラを持っているけどもっと気軽に持ち運べるサブカメラを探している方
にとてもオススメなカメラです。
SONYの高級コンデジ RX100シリーズとは
出典:デジタルスチルカメラ Cyber-shot サイバーショット | ソニー
まずはじめにSONYのRX100シリーズについて簡単に紹介します。
RX100シリーズは、SONYから発売されている高級コンデジのシリーズ商品(コンデジ)です。
2012年6月、他社に先駆け、コンパクトボディに1.0型大型CMOSセンサーを搭載したRX100。
出典:RXシリーズ・スペシャルサイト | デジタルスチルカメラ Cyber-shot サイバーショット | ソニー
その初号機から、さまざまな性能を進化させながら、ラインアップを拡充してきた。
プレミアムコンパクトの原点といえるRX100シリーズには、理想のカメラを追い求めるソニーの情熱が凝縮している。
1番最初に発売されたモデルが、RX100(DSC-RX100)で、発売日は2012年6月15日でした。
そして、その2012年6月から以下の7つのシリーズ製品が発売されております。
- RX100
- RX100M2
- RX100M3
- RX100M4
- RX100M5(今はRX100M5A)
- RX100M6
- RX100M7
毎回新たな製品が発売されるごとに性能・機能が進化している人気商品です。
2019年のヨドバシカメラのコンデジ年間売上ランキングでは。以下のように4製品がランクインしており、今でも人気であるカメラだということが分かります。
- 第2位 RX100M6
- 第3位 RX100M3
- 第4位 RX100M5A
- 第6位 RX100M7
また、このRX100シリーズはRX100M2を除く6機種がいまだに併売されている珍しい商品でもあります。
RX100M3は発売から6年経った今でも現役で使えるコンデジ
そして、今回紹介するRX100シリーズの製品はRX100M3です。
2014年5月30日に発売が開始されてから6年が経っている製品ですが、まだまだ写真撮影がメインであれば現役で使えるコンデジです。
僕も約5年前にこのカメラを購入してから、5年ほど経過していますが、かなり使用頻度が高いコンデジです。
このRX100M3は、コンデジというカテゴリに分類されていますが、一眼レフやミラーレスカメラにも負けないくらいの画質・機能をもったカメラになっています。
前後の機種(RX100M2&RX100M4)との比較
このRX100M3は、RX100シリーズの3番目の機種になります。
この製品の前後には、RX100M2とRX100M4というコンデジが販売されており、以下のようにそれぞれのモデル間で若干の機能・性能差があります。
RX100M2 | RX100M3 | RX100M4 | |
---|---|---|---|
レンズ | 28~100mm F1.8-4.9 | 24-70mm F1.8-2.8 | 24-70mm F1.8-2.8 |
重量 (※1) | 本体:254g 総重量:281g | 本体:263g 総重量:290g | 本体:271g 総重量:298g |
発売日 | 2013年7月5日 | 2014年5月30日 | 2015年7月31日 |
価格 (※2) | 51,600円 [生産終了] | 54,980円 | 75,980円 |
特徴 (前モデルからの進化) | チルト液晶採用 ホットシュー採用 | レンズ変更 電子ファインダー採用 180°チルト液晶採用 | 4K動画対応 最高1/32000秒のシャッタースピード 最高約16コマ/秒の連写 |
この表から、RX100M2とRX100M3では若干の機能・性能変化があるものの、価格が大きく変わらず、RX100M2は生産終了していることからRX100M3を購入する方が無難と言えます。
RX100M3とRX100M4では、写真撮影に関わる性能(シャッタースピードや連写コマ数)、さらに動画機能が大きく向上しているため、動画機能も重視する・必要とする場合はRX100M4を購入する方がよいと言えます。
こういったことから、RX100M3は主に”写真撮影”する方にオススメできるコンデジということが言えます。
RX100M3のオススメポイント5つ
ここからは、この素晴らしいコンデジ RX100M3のオススメポイントを5つ紹介していきます。
- 1インチセンサー搭載でキレイな写真が撮れる
- 明るくて使い勝手がいいズームレンズ
- 小型&軽量なボディで持ち運びラクラク
- 180°チルト液晶で自撮りもカンタン
- 手ブレ補正・顔検出AF・Wi-Fi機能付き
それぞれ詳しく解説していきます。
1インチセンサー搭載でキレイな写真が撮れる
まずは、このRX100M3に採用されているセンサーについてです。
SONYのRX100シリーズは、どの機種も1インチのセンサーが搭載されています。
出典:RX100III(DSC-RX100M3) 特長 : 24-70mm/F1.8-2.8レンズと大型1.0型センサー | デジタルスチルカメラ Cyber-shot サイバーショット | ソニー
そして、このRX100M3も同様に1インチセンサーを搭載しています。
この”1インチセンサー”というのは、一般的なコンデジよりも大きいセンサーを採用しています。
iPhoneのカメラのセンサーと比較すると、約5~7倍の面積になります。
このような大きなセンサーを採用していることで、キレイな写真を撮ることができるという訳です。
そして、次に解説するレンズの性能も合わさることで、
- 背景がボケた印象的な写真
- 拡大してもボヤけていない写真
- 暗い場所でもノイズの少ない写真
といった写真を撮ることができます。
明るくて使い勝手がいいズームレンズ
2つ目は、RX100M3に使われているレンズについてです。
このRX100M3には、F1.8-2.8・24-70mmというズームレンズが採用されています。
このレンズがとても使い勝手がいいんです。
RX100M3は、F1.8-2.8という非常に明るいレンズとなっています。
そのため、先ほどのセンサーサイズのところでも解説したように、
- 背景がボケた印象的な写真
- 暗い場所でもノイズの少ない写真
を撮ることができます。
また、24-70mmというズーム範囲も使い勝手がよく、風景や集合写真では広角側の24mm、ポートレート撮影では望遠側の70mmといったように幅広い用途で使うことができます。
こういったことから、このRX100M3を1台持っておけば、旅行から気軽なスナップ写真といったあらゆる場面に対応することができます。
小型&軽量なボディで持ち運びラクラク
次は、サイズと重量についてです。
このRX100M3は、以下のようにとてもコンパクトで軽いカメラです。
サイズ | 101.6 x 58.1 x 41.0 mm |
重量 | 263g(本体) 290g(総重量) |
このサイズ・重量であれば、男性はポケットにも入れることができるでしょう。
女性にとってもそこまで負担にならないサイズ・重量です。
キレイに写真を撮ることができるカメラが、このサイズ・重量で実現できていることがとても素晴らしいと感じています。
180°チルト液晶で自撮りもカンタン
次は、大きな特徴でもあるチルト液晶です。
RX100M3は、180°チルト液晶が採用されています。
これによりどう映っているかを確認しながら、自撮り写真を撮ることができます。
また、ハイアングルやローアングルでの撮影時にもこのチルト液晶が大活躍します。
手ブレ補正・顔検出AF・Wi-Fi機能付き
最後は、便利機能についてです。
僕がカメラ初心者の方にオススメしている機能が以下の3つなのですが、RX100M3はどれも搭載されています。
- 手ブレ補正
- 瞳AF(※)/顔検出AF
- Wi-Fi機能
これらの機能が付いていることで、
- 手ブレが少なく
- 顔にしっかりピントが合った写真を
- 手軽に撮ってスマホに送れる
ということが実現できます。
また、写真撮影のモードも以下のように豊富に備わっています。
- プレミアムおまかせオート
- おまかせオート
- シーンセレクション
- スイング撮影
- P(プログラムオート)
- A(絞り優先)
- S(シャッタースピード優先)
- M(マニュアル露出)
初心者の方は、気軽に写真を撮ることができるプレミアムおまかせオートやおまかせオートで撮影をしてみるのがよいかもしれません。
その後、慣れてきたらA(絞り優先)、S(シャッタースピード優先)、M(マニュアル露出)などの撮影モードに挑戦してみるとよいでしょう。
ちなみに僕は使い勝手のよいA(絞り優先)モードを使うことが多いです。
絞りを自分の好きな値に設定することで、背景をボカしたり、被写体にしっかりピントを合わせるといった調節をすることができる使い勝手の良いモードです。
このような5点がこのRX100M3の魅力であり、大きなオススメポイントです。
この他にも、
- 電子ビューファインダー搭載
- NDフィルター内臓
- ポップアップ式のフラッシュ内臓
といった機能・性能も持ち合わせています。
RX100M3のいまいちポイント3つ
しかし、このRX100M3にも残念ながら以下の3つのようないまいちなポイントがあります。
- 10コマ/秒という連写スピード
- AFスピードは標準~やや早いレベル
- 動画撮影機能が不十分
それぞれ詳しく解説していきます。
10コマ/秒という連写スピード
1つ目のいまいちポイントは、連射性能です。
このRX100M3の連写性能は、最高約10コマ/秒となっています。
この速度は、最近のスマホや一眼レフ・ミラーレスカメラよりも遅いです。
普段使っていても「遅い」と感じることがよくあります。
高速に動くもの(車や鳥)を撮りたい方や小さなお子様の写真を撮りたい方にとっては、少し物足りないと感じてしまう性能です。
しかし、旅行での集合写真や風景写真、街でのスナップなどではあまり連写することも多くないため、この連射性能でも十分使えます。
AFスピードは標準~やや早いレベル
2つ目は、AF性能です。
これは普段α7IIIを使っている僕だから感じることかもしれませんが、やはりAF性能は「最高だ!」とは言えません。
AF精度は十分なのですが、やはり古い機種ということもあり、スピードの面では相応の性能ということを感じてしまいます。
しかし、普段の撮影の中で困ることはめったにありませんので、今のところ問題なく使用できています。
もしより高速なAFスピードを期待するのであれば、RX100M5A以降のモデルの購入がオススメです。
RX100M5A以降のモデルからは、高速・高精度な「ファストハイブリッドAF」というオートフォーカスが採用されているため、RX100M3やRX100M4とは比べ物にならないほどのスピード・精度のオートフォーカスが手に入ります。
動画撮影機能は不十分
最後は、動画撮影機能です。
僕がこのカメラを「”写真撮影”メインであればオススメのカメラ」としている理由はここにあります。
まず、動画撮影時のオートフォーカスがとても遅いです。
被写体が大きく動いた時の追従性がかなり悪いです。
あと、フルHDでのスローモーション撮影ができないという点も残念なポイントです。
スローモーション撮影の場合は、HD(720p)でしか撮影できないため、動画素材としては使いづらいものになってしまいます。
このようなことから、動画性能を重視する方にはRX100M3ではなく、RX100M5A以降 or ZV-1(VLOGCAM)の購入がオススメです。
AF性能や動画撮影機能がRX100M3よりも大幅に優れており、4K動画撮影などもできるようになっています。
このようにRX100M3にもいまいちなポイントがいくつかあります。
しかし、何度もお伝えしているように”写真撮影”メインのカメラとしては、圧倒的なコスパで購入することができるため、僕は今でもオススメできるカメラの1つです。
Amazonや価格.comでのレビュー評価
このRX100M3は、すでに発売から6年が経過していることもあり、ネット上でも多くのレビューが見つかります。
ここでは、その中から『Amazon』と『価格.com』のレビューコメントを一部抜粋してみました。
Amazonの商品レビューコメント
2020年8月時点のAmazonでのRX100M3に関するレビューは、90件でした。
そして、直近のレビューコメントの日付を見てみると、2020年の7月に投稿されているものもあり、まだまだ人気があるカメラだということが分かります。
ここでは、評価の高い3つのレビューコメントを紹介します。
すごく良い(2019年7月10日)
スマホより綺麗な写真が撮りたい!でも大きいカメラは、持ち歩きたくないという方におすすめです
昼間なら凄く綺麗に撮れるし、一眼のようなボケた写真も撮れます
夜でも三脚+マニュアルで撮れば、そこそこ撮れます旅行や普段の散歩の時のスナップで大活躍してます
出典:Amazon.co.jp:カスタマーレビュー: ソニー デジタルカメラ Cyber-shot RX100 III 光学2.9倍 DSC-RX100M3
最高のサブ機!(2019年1月3日)
【刺さりポイント】
- 上着ポケットに余裕で入る圧倒的コンパクト。レストランのテーブルに置いてもガチ感なくスマート。
- 広角側24mm(35mm換算)からF1.8と明るく高画質
- 動画の手ブレ補正もバッチリ
- 電子ビューファインダー付
- 子供と自撮りできる180°回転液晶
- 新品5-6万円と、よく考えればレンズ1本分で買える
【不満点】
- カメラで撮ってる満足度の少なさ(グリップ感、ファインダーの見やすさ、シャッター音など)
- 超広角※、超望遠域の不足
※一応、ワイドレンズアクセサリありるそうですね。- オートフォーカス性能の弱さ
- 4K動画撮影無
- タッチフォーカス無
※α6500との比較レビューのため、RX100M3のレビューのみを抜粋
出典:Amazon.co.jp:カスタマーレビュー: ソニー デジタルカメラ Cyber-shot RX100 III 光学2.9倍 DSC-RX100M3
スナップショットには最適(2018年11月2日)
小さく手のひらにすっぽり収まる。ファインダーでシッカリ正確なフレーミングができる。どこにも持ち歩ける手軽さが嬉しい。ただし水に弱いのは、なんとかしてほしい。水をかぶったら、一発で修理不能になった。
出典:Amazon.co.jp:カスタマーレビュー: ソニー デジタルカメラ Cyber-shot RX100 III 光学2.9倍 DSC-RX100M3
価格.comの商品レビューコメント
価格.comでのRX100M3に関するレビューは187件見つかりました。
満足度は4.66ととても高い評価でした。
価格.comの最新のレビューも2020年8月でしたので、まだまだこのカメラを使っている方がいるということが分かりますね。
ここでは、最新のレビューコメントを1つだけ紹介します。
RX100M2から買い替えました。(2020年8月7日)
7年程使ったRX100M2が故障したため、次もRX100シリーズをと色々検討しました。
購入時はRX100M5AとM3がキャッシュバック対象となっており、最初はM5Aにいくつもりでしたが、動画はたまに撮るが4Kは要らないし、AFスピードもM2でさほど不満がなかったので、コスパの良いM3を購入することにしました。【デザイン】
M2は上面のホットシューが一眼レフのペンタ部分に似ていてカッコよかったが、M3ではそれがなくなってちょっと残念。でもM2とよく似ており良いデザインだと思う。【画質】
M2と変わらずだが、広角となったおかげで撮影しやすくなった気がする。
望遠側が足りないことを危惧していたが、デジタルズームや撮影後のトリミングで何とかなるし、そもそも望遠側は非常用として割り切っていたのであまり問題ない。
それよりも広角レンズのほうが普段使いにはうれしい。【操作性】
M2よりレンズ周りのリングが軽くなったため、これを使う機会が増えそうではある。
あとファインダーは老眼にとっては非常にありがたい。無印やM2にしなかったのはこれが理由。【バッテリー】
恐らくM2と変わらないであろう。【携帯性】
M2と変わらず。【機能性】
こちらもM2と変わらずだが、先述のファインダーは本当に便利である。【液晶】
M2と変わらず見やすい。【ホールド感】
このままでは満足にホールドできないので、M2の時と同様に純正のグリップAG-R2を装着。
結果今まで通りのホールドの良さが保たれる。【総評】
出典:価格.com – SONY サイバーショット DSC-RX100M3 レビュー評価・評判
動画撮影をしないとか、動画撮影するが4Kは不要というのならM3が一番コスパ高い。
今でも売れている理由はここにあると思う。
M5Aとの価格差をどう見るかによっても変わって来るが、私はそこまで魅力を感じなかった。
もしM3が壊れたら、廃番でない限り次もM3を選んでしまうのだろうなと思う。
それだけ完成度の高いカメラなのかも知れない。
まとめ:写真を気軽&きれいに撮るならRX100M3はまだまだオススメ
今回は、SONYの高級コンデジ RX100M3を紹介してきました。
RX100シリーズの3代目の機種で、スマホからのステップアップやサブカメラとしてもってこいの機種です。
AF(動画時含む)が若干遅いので動きの速いものや動画撮影には向かないですが、気軽に撮影するコンデジ(スナップ写真や旅行用)としては最適なコンデジであるといえます。
手ブレ補正や顔検出AF、Wi-Fi機能などの便利な機能も付いているため、旅行中でも気軽にスマホに転送して、SNSへ投稿することもできます。
僕も購入から今までの約5年間、その使い勝手の良さから愛用してきた素晴らしいコンデジです。
ぜひこのRX100M3でステキな写真ライフを送ってみてはいかがでしょうか?
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました!
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