カテゴリー

【これからカメラを買う人必見】必ず確認しておきたいオススメ便利機能3つ

これからカメラを始める方が必ず確認すべき3つの便利機能

こんにちは、タカオ(@_takaodoi)です。
このブログでは、カメラ・ブログ・アカペラに関する情報を発信しています。

カメラを買おうと思っていろいろ調べてるけど、いろんな機能や言葉があってどれが重要なのかよくわからない…。

今回は、こんな悩みを解決していきます。

日本は世界的にもカメラ技術は進んでおり、次々と新しい機能や性能の高いカメラが発売されています。

僕の愛用しているSONY α7IIIも、発売当時はそのすさまじい機能・性能で話題を呼びました。

もちろん、あらゆる機能が付いているカメラは素晴らしいのですが、とにかく価格が高い…。

そして、あまりの機能の多さに、初心者の内は多機能・高性能のカメラを使いこなすのは難しいです。

逆に、とにかく安いけど、機能・性能的に不十分なカメラを買ってしまうのは、撮りたい写真が撮れないといったことになりかねません。

こういったことを防ぐために、この記事ではこれからカメラを始める方に必ず確認してほしい3つの機能、そして特に重要な機能の「手振れ補正」について紹介していきます。

この記事を参考にしていただき、自分の最初で最高のお気に入りカメラを見つけましょう。

目次

初心者がカメラを買う前に必ず確認すべき3つの機能

SONY α7IIIの外箱
SONY α7IIIの箱
(いきなりこのカメラを買うのは勇気がいります…。)

「よし、新しくカメラを買って、いっぱい写真を撮るぞ!」と意気込んでいる皆さん。

ちょっと待ってください!

「見た目がカッコいい・かわいい!」、「ネットで見てランキング上位だったから」、といった理由でカメラを決めるのは実はとっても危険です。

これから紹介する以下の3つの機能が付いているかどうかは、必ず事前に確認してからカメラを購入しましょう。

  • 手ブレ補正
  • 瞳AF(顔検出AF)
  • Wi-Fi機能

ちゃんと事前に調べてから買わないと、せっかく楽しみで買ったカメラが実はとっても使いにくい、といったことになりかねません。

手ブレ補正:手持ち撮影時に大活躍

まずは「手ブレ補正」機能です。

今やスマホにも当たり前に付いている機能なので、普段からこの機能を意識している方はあまりいないのではないでしょうか?

その名の通り、写真や動画撮影時に人の手のブレを吸収して、ブレの無いキレイな写真・なめらかな動画を撮影することができるようにする機能です。

カメラやレンズに内蔵された、手ぶれを防ぐ機構や機能のこと。一般的に、手ぶれするシャッタースピードの目安は「1/焦点距離」秒以上といわれており、たとえば200mmの望遠レンズなら最低でも1/250秒より速いシャッタースピードでなければ写真がぶれてしまいます。

出典:写真用語集 – 手ぶれ補正 – キヤノンイメージゲートウェイ

ほとんどのスマホには当たり前に付いている機能ですが、カメラの場合は注意して確認が必要です。

なぜなら、カメラやレンズの中には手ブレ補正機能が付いていないものがあるからです。

カメラには、大きく分けて「ボディ内手ブレ補正」と「レンズ内手ブレ補正」の2種類があります。(後ほど解説します。)

僕の今までの経験上、この手ブレ補正機能はマストと言っていいほどの機能だと考えています。

多くの方は、三脚ではなく手持ちで撮影するため、どうしても手ブレが起きてしまいます。

特にカメラを始めて間もない頃は、カメラの大きさ・重さ・操作になれていないことが多いため、シャッターボタンを押すタイミングで手ブレが起きてしまいます。

こういった手ブレを防ぐため、カメラ購入時は必ず「手ブレ補正」機能の有無を確認するようにしましょう。

動画に関しては、「ジンバル」という別売りのアイテムを使うことでなめらかな動画を撮ることができます。

瞳AF(顔検出AF):瞳や顔に簡単ピント合わせ

次は「瞳AF(顔検出AF)」機能です。

瞳AFとは、カメラが自動で人の目を検出して、そこにピントを自動的に合わせる機能です。

ポートレート撮影では、瞳に正確にピントを合わせることが重要です。ソニーのαカメラは瞳に正確にピントを合わせられるよう、瞳AF機能を備えています。設定したボタンを押すと、人物の瞳にピントが合います。

出典:瞳AF | SONY

最近の一眼レフやミラーレスカメラでは、僕も愛用しているSONYのα7シリーズが特に有名ではないでしょうか。

一方、顔検出AFとは、瞳より大きい範囲である顔を検出して、そこに自動的に合わせる機能です。

顔検出はカメラが自動で人物の顔を判別し、顔の部分にピントを合わせます。

ピントを合わせるためには通常、構図を取り直すかフレキシブルスポットの測距枠を移動させますが、被写体が動いている場合はその作業に手間取っていると、シャッターチャンスを逃しかねません。

顔検出を使えば、カメラを素早く操作でき、構図に集中できます。

出典:人物の顔を識別する – 顔検出 | AF設定ガイド-α7RII(ILCE-7RM2)/α7II(ILCE-7M2) | 活用ガイド | デジタル一眼カメラ α(アルファ) | サポート・お問い合わせ | ソニー

この顔検出AFは、瞳AFが世に出る前からあった便利機能です。

一般的に、瞳AFが搭載されているカメラの多くは、顔検出AFも搭載しています。

瞳AFが効かないときに顔検出AFに切り替え、といった動作をします。

この瞳AF(顔検出AF)機能ですが、これからカメラを始める方で特に家族や友人などの「ポートレート」写真を撮ろうと思っている方にはぜひチェックしてもらいたい機能です。

いちいちファインダーや画面を見ながら、人の目や顔にピント合わせをしなくて済むのでとても軽快にサクサク写真を撮ることができます。

特に小さいお子さんがいらっしゃるご家庭でカメラを始めようと考えられている方は、先ほどの手ブレ補正機能と合わせて、瞳AF(顔検出AF)機能の有無のチェックをオススメします。

小さな子どもはいつどんな動きをするか分からないので、自力でピント合わせすることがとても難しいのですが、この瞳AFや顔検出AF機能が付いているとばっちりピントがあった写真をたくさん撮ることができます。

Wi-Fi機能:スマホだけでカメラ操作や画像転送

最後は「Wi-Fi機能」です。

この機能は主にスマホと連携させるための機能になります。

スマホとカメラをWi-Fi接続することで、以下のようなことができるようになります。

  • 写真の転送
  • カメラの操作
  • 写真への位置情報登録

カメラのWi-Fi機能を使って、撮影したその場でスマートフォンやタブレットに画像を転送したり、パソコンに取り込みができ、ケーブルを使わずに画像の共有・鑑賞・保存がおこなえます。

また、スマートフォンやタブレットをリモコンにして、カメラを離れたところから操作することもできます。

出典:Wi-Fi機能でもっと広がる写真・動画の楽しみかた | 活用ガイド | 使いかた | デジタルスチルカメラ サイバーショット | サポート・お問い合わせ | ソニー

最近のスマホやタブレットは、画面の大型化や高性能化しているため、パソコンを持っていないといった方も増えてきています。

そういった方にこの「Wi-Fi機能」はとても重要な機能になってきます。

この「Wi-Fi機能」が付いていると、パソコン無しでカメラからスマホに写真を転送することができるので、気軽にInstagramといったSNSアカウントに投稿・シェアできるようになります。

写真の補正・レタッチも、Instagramやアプリを活用することで十分思い通りの写真に仕上げることができます。

こういったことからこれからカメラを始める方には、「Wi-Fi機能」が付いているカメラをオススメします。

一般的に「Wi-Fi機能」で転送できるファイルはJPEGファイルで、RAWファイルは転送できないことが多いです。RAWファイルを直接スマホに転送したい場合はSDカードリーダーを使った方法等があります。


ここまでは、これからカメラを始める方に必ず確認してほしい3つの機能について解説してきました。

次は、この3つの機能の中でも必ず事前に確認してほしい「手ブレ補正」機能について、もう少し詳しく解説していきます。

特に「(ボディ内)手ブレ補正」の有無は要チェック

レンズ内手ブレ補正のスイッチ
こちらはレンズ側についている手ブレ補正のスイッチ(レンズ内手ブレ補正)

ここからは、特に重要な「手振れ補正」機能について、もう少し詳しく解説していきます。

手ブレ補正は、他の瞳AF(顔検出AF)やWi-Fi機能よりも圧倒的に重要な機能です。

仮に「瞳AF(顔検出AF)」が無かったとしても、最近のカメラはとても高性能なので、カメラに慣れると顔にもピントを合わせることができるようになります。

また、「Wi-Fi機能」に関しても、スマホ用のSDカードリーダーやパソコンがあれば画像転送することができます。

しかし、手ブレは抑えることはできても、完全になくすことは難しいです。

特に重たいカメラ・レンズを使ったり、暗い場所(室内・夜景)での手持ち撮影では、この「手ブレ補正」機能がとても重要になってきます。

そのため、「手ブレ補正」機能の有無は真っ先にチェックしておきましょう。

手ブレ補正には「ボディ内」と「レンズ内」の2種類がある

先ほど、「手振れ補正」機能の解説で少しだけ触れましたが、カメラの手ブレ補正には大きく以下の2種類があります。

  • ボディ内手ブレ補正
  • レンズ内手ブレ補正

厳密には「光学式手ブレ補正」や「電子式手ブレ補正」といった補正方式の違いがあるのですが、説明が長く・難しくなるので今回の記事では説明を割愛します。

また、最近のカメラはこの「ボディ内手ブレ補正」と「レンズ内手ブレ補正」を組み合わせた「ハイブリッド型」の手ブレ補正機能を持っているものもあります。

最近(2020年7月時点)だと、Canonから新たに発表されたEOS R5/R6の”最大8.0段”の手ブレ補正というのが話題になりましたね。

ボディ内手ブレ補正とレンズ内手ブレ補正には、それぞれ以下の表ようにメリット・デメリットがあります。

ボディ内
手ブレ補正
レンズ内
手ブレ補正
メリット装着できる全てのレンズに対応可レンズに最適な補正になる
デメリット価格が高くなるレンズが大きくなる
「ボディ内手ブレ補正」と「レンズ内手ブレ補正」のメリット・デメリット
(重要な点を抜粋して記載)

そして、特に注目してほしいのが、ボディ内手ブレ補正の「装着できる全てのレンズに対応可」という点です。

オススメは「ボディ内手ブレ補正」が付いているカメラ

なぜボディ内手ブレ補正が付いているカメラを選ぶべきかというと、先ほどの表にもあったように「装着できる全てのレンズに対応可」だからです。

レンズの中には、手ブレ補正機能が付いていないものがあります。

特に安価なレンズ、オールドレンズなどは手ブレ補正が付いていないことが多いです。

こういったレンズ内手ブレ補正機能がないレンズを使う場合、ボディ内手ブレ補正も付いていないと全く手ブレ補正がない状態で撮影をしなければいけません。

しかし、ボディ内手ブレ補正が付いているカメラ本体を選べば、レンズ側に手ブレ補正が付いていなくてもボディ内手ブレ補正機能で対応することができます。

手ブレ補正機能があればカメラを楽しむことに集中しやすくなる

もちろん、ボディ・レンズ内手ブレ補正が付いていなくても以下の3つを意識すれば、手ブレを抑えることはできます。

  • シャッタースピード
  • F値(絞り)
  • ISO感度

他にも三脚や一脚などのカメラの手ブレを抑える機器を使っても、手ブレを抑える方法もあります。

しかし、初心者の頃は手ブレのこと以外にも考えること(構図、F値など)が山ほどあります。

こういった中で1つでも考えることを減らすことができれば、他のことに集中できたり、楽しく写真を撮ることにつながります。

もちろん、手ブレ補正機能にも限界はありますので、撮った写真はちゃんとその場で確認するようにしましょう。

そのため、特に手ブレ補正という便利機能の有無は、カメラの購入前に欠かさず確認するようにしましょう。

まとめ:便利機能を活用して気軽にカメラ・写真を楽しもう!

便利機能を活用して気軽にカメラ・写真を楽しもう

今回は、これからカメラを始める方向けに事前に必ず確認してほしいオススメ便利機能を3つ紹介しました。

瞳AF(顔検出AF)やWi-Fi機能は、カメラライフをより便利に快適にしてくれる機能でした。

しかし、手ブレ補正機能、特に「ボディ内手ブレ補正」機能は必須レベルの機能である、ということをその理由と一緒に解説してきました。

僕自身、今でも手ブレ補正機能はフル活用していますし、補正機能OFFでの撮影は三脚使用時程度です。

手ブレ補正機能のお陰で考えることが減るため、他のことに集中したり、気軽に楽しく写真を撮ることができるようになります。

ぜひ、これから新しくカメラを購入される前は、今回ご紹介した3つの機能の有無をしっかり確認した上でカメラを聞見てみてはいかがでしょうか?

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました!

これからカメラを始める方が必ず確認すべき3つの便利機能

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!

コメント

コメントする

目次
閉じる