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【初心者向け解説】SEOとは?何の略?対策はなぜ必要?

SEOとは?

こんにちは、タカオ(@_takaodoi)です。
このブログでは、カメラ・ブログ・アカペラに関する情報を発信しています。

今回の記事では、SEOとは何か?ということについて解説していきます。

ブログ運営をしている以上、避けては通れない「SEO」について、しっかりと理解していきましょう!

この記事はこんな人にオススメ!

  • ブログを始めたけどSEOってそもそも何?
  • SEOの目的は?
  • SEOやその対策って具体的には何するの?
目次

SEOとは?(用語解説)

SEOとは?

ここではまずSEOとSEOにかかわる用語の解説をしていきます。

SEO

SEOとは、「Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)」の各単語の頭文字を取った略称です。

検索エンジンの検索結果上位に自サイトが表示されるようにサイトの内容・構成を最適化することを意味しています。

検索エンジン

検索エンジン

検索エンジンとは、GoogleやYahoo!といった「インターネット上に存在する様々なコンテンツを探すサービス」のことを言います。

よく使用するのはGoogleやYahoo!だと思いますが、他にもさまざまな種類があります。

国内

日本国内で有名なものは、以下3点です。(カッコ内は運営企業)

  • Google(Google)
  • Yahoo!(Verizon Media)
  • Bing(Microsoft)

なお、Yahoo!は2011年からGoogleの検索技術を使用しています。そのため、検索結果もGoogleの結果とほとんど同じです。

Yahoo!の検索結果には独自機能(Yahoo!ニュース等の表示)が表示されますが、検索結果・順位はほぼ同じになります。

国内のシェア(PC・モバイル合計、2020年1月~3月)は下図の通りです。

Yahoo!がGoogleの検索技術を使っていることを考慮すると、Googleが74.85%、Yahoo!が19.23%で合計で95.08%がGoogleのシェアといえます。

日本国内の検索エンジンシェア

出典:Search Engine Market Share Worldwide

海外

海外では上記の他に以下のような検索エンジンが存在します。

  • Baidu(百度)
  • YANDEX RU(Yandex)

同様に海外ののシェア(PC・モバイル合計、2020年1月~3月)も見てみましょう。

こちらはほぼGoogleの一強といってもおかしくないほどのシェアです。Googleが92.19%を占めています。

海外の検索エンジンシェア

出典:Search Engine Market Share Worldwide

上記より、基本的に検索エンジン最適化というのは、Googleの検索エンジンに対しての最適化として捉えて問題ないでしょう。

※もちろん上記のように様々な種類があるということを理解した前提です。

SEO対策

SEO対策とは、先ほどのSEOの説明をそのまま使うと、「Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)の対策」となります。

具体的に言うと、ユーザー(訪問者)に対して良質な価値あるコンテンツを提供する、検索エンジンにページ内容が正しく評価されるようなコーディングを吸る、外部サイトからの優良なリンクを増やす、といったことがSEO対策の方法の一部となります。

具体的な方法は後述の別セクションで解説していきます。

SEOの目的

それでは次に、SEOの目的を解説していきます。

Googleの検索結果の上位表示を狙うため

SEO(SEO対策)は、自サイトを検索エンジンの検索結果上位に表示させることを目的として行います。

Googleに自サイトが良質な価値あるコンテンツをユーザーに提供し、(外部サイトからもWebページの技術的にも)優良なサイトであるという評価をもらうためにSEO対策を行います。

検索エンジンからの訪問者数は重要

それでは、なぜ検索エンジンの検索結果上位に表示されることが重要なのでしょうか?

それは、検索エンジンの検索結果からの流入は質の高い安定した流入であるためです。

まず、検索結果からの流入ということは、その検索ワードに対して興味・関心を持っている人であるといえます。

そのため、記事を熟読しもらえる、関連の記事も見てもらえるといったことが言えます。

さらに、検索結果上位に表示されるということは、自サイトが人目につく機会が増えるということです。

下図の通り、検索結果に表示位置によるサイトアクセス率は、1位表示では21.20%、2位表示では10.65%と約半分の差があります。

Google検索順位とクリック率(2017年)

出典:Announcing: 2017 Google Search Click Through Rate Study

訪問者を増やす

SEO(SEO対策)は結果として、自サイトへの訪問者を増やすことができます

※ここでの「訪問者」は、検索エンジンの検索結果からの訪問者のことです。

どんなに良質な価値あるコンテンツを自サイト上で発信していても、見てもらえなければ意味がありません

広告収入を上げたい場合も同様で、自サイトの訪問者が増えない限り、広告収入の向上は見込めません

ぜひ、SEOを理解し、自サイトにSEO対策を行って自サイトへのアクセス向上を目指しましょう。

【補足説明】SNSからの流入について

Twitter等のSNSからの流入はSEOには直接的には関係・影響はしません。
その理由は、SNSからのリンクには「nofollow」タグが付いており、これによりGoogleの検索結果の向上には影響がありません。
しかし、自サイトの宣伝には有効(例:記事宣伝きっかけでリンクを貼ってもらえた)で間接的なSEO効果は見込めます。

SEO対策の種類

ここから具体的なSEO対策の種類について解説していきますが、その前に大前提として理解しておくべきポイントがあります。

SEO対策は、「良質な価値あるコンテンツをユーザーに提供し、検索エンジンが正しく評価できるように整理・整備しておく」と理解しておいてください。

自サイトで発信している情報がユーザーにとって価値があり、ユーザー及び検索エンジンにとって分かりやすい文章になっているかどうか、ということが大切です。

重要なポイントを伝えたところで、実際のSEO対策の解説に入っていきます。

SEO対策には大きく以下の3つの種類があります。

  • コンテンツSEO
  • SEO内部対策
  • 外部SEO対策

コンテンツSEO

コンテンツSEOは、先ほども述べた「良質な価値あるコンテンツ」に対する対策になります。

つまり、「価値があり、質の高いコンテンツを発信することで検索結果の上位を狙う」ということになります。

シンプルに表現すると、検索エンジン&ユーザーが求めている情報をコンテンツ(例:ブログ記事)にして発信するということです。

良質なコンテンツであれば、永続的に検索エンジンからの流入が見込めます

さらにコンテンツを発信し続けていけばいくほど、自サイトに良質なコンテンツが蓄積し、訪問者の向上が見込めます

しかし、コンテンツSEOにもデメリットもあります。

それは、即効性がなく、効果が出るまでに時間がかかるということです。

Googleに公開したコンテンツが評価されるまでに時間が必要ですし、公開直後はアクセスそのものが少ないので評価が伸びにくいです。

ただ、先ほど述べた理解しておくべきポイントの一番根幹にある「良質な価値あるコンテンツをユーザーに提供」に該当することなので、しっかり対策していきましょう。

【補足説明】SNSとの相性について

なお、このコンテンツSEOはSNSと非常に相性がよいです。

良質なコンテンツであればSNSで拡散されやすいですし、コンテンツ作成時にSNS投稿のためのネタにもなります。

古いネタであってもある程度期間(数か月~半年)をおいて再度投稿すれば、良質なコンテンツは拡散されやすいです。

SEO内部対策

SEO内部対策とは、「Googleが認識しやすいページにする」ためにする対策のことです。

具体的には、Webページを構成しているHTMLタグやテキスト、画像、動画、リンクなどの構成要素を改善することです。

適切に対策を行うことで、Googleに正しく認識されやすくなり、結果的にGoogleからの評価を高めることができます

その結果、検索エンジンの検索結果順位が上がりやすくなります。

さらに、そういったSEO内部対策を行うことで、ユーザーにとっても見やすく分かりやすいページを構築することができます

例を挙げると以下のようなものがSEO内部対策になります。

  • 内部リンクを正しく設定する
  • ページタイトルを適切なものにする
  • 見出しを付ける(h1~6タグ)

内部リンクであれば、

  • リンクが関連性のあるページに正しく設定されているか
  • アンカーテキストがリンク先のページを簡潔に表しているか

などの対策があります。

SEO外部対策

このSEO外部対策というのは、基本的に被リンク(外部サイトから貼られるリンク)の質と数になります。

被リンクの質が高い・数が多い=コンテンツが価値があると認識されている、ということになります。

しかし、外部サイトからリンクを貼ってもらうしかないため、被リンクの質と数を増やすということは自分自身で直接対策することができません

そのため、被リンクを増やすために、

  • 良質なコンテンツを発信する(コンテンツSEO)
  • より多くの人にシェアする(SNS活用)

といったことをコツコツと行い、被リンクの質と量を増やしていきましょう。

SEO対策の効果確認方法

次にSEO対策の効果確認をする方法を解説していきます。

ここでは、自分が使ったことがある代表的なツールを紹介します。

Google Search Console

Google Search Console

出典:Google Search Console

1つ目は、Googleから提供されているGoogle Search Console(グーグルサーチコンソール)です。こちらは無料のツールとなっています。

このツールでは、Googleの検索結果上の自サイトのパフォーマンスを確認することができます

自サイトの以下のようなデータを確認することができます。

  • Googleの検索結果での何回回数
  • 検索されたキーワード
  • クリック(ページ表示)回数

最初は正直何をどう見ていいか分かりませんが、慣れてくると非常に有用なデータが提供されていることがわかります。

ブログ運営されている方は必ず登録しましょう。

※Google Search Consoleの使い方については後日記事にしたいと考えています。

【補足説明】Google Analyticsとの違い

Google Analytics(グーグルアナリティクス)もGoogleから提供されている自サイトのパフォーマンスを確認するためのツールです。しかし、それぞれ用途が異なり、以下のようになっております。

  • Google Analytics:サイトにアクセスした後のデータ解析
  • Google Search Console:サイトにアクセスする前のデータ解析

Google Analyticsでは、自サイトの内でユーザーがどのような行動をとったかということを解析できますが、サイトにアクセスする前のデータは取得できません。

Google Analytics

SEOチェキ!

SEOチェキ!

出典:SEOチェキ!

2つ目は、SEOチェキというツールです。こちらも無料となっています。

このツールは、自サイトのURLを入力するだけでSEOに関するデータが取得できます。

URLを入力してボタンを押すだけですので非常に使い勝手が良いツールです。

例えば、「検索順位チェック」は自サイトが意図したキーワードで検索された際に検索結果の何位に表示されるかどうかを確認することができます。

ブログであれば、各記事ごとに意図するキーワードがあり、そのキーワードに沿って記事を作成していると思います。

そういった記事が検索結果に何位で表示されるのか?ということを確認することができます。

まとめ:より多くの人にサイトを見てもらうための「手段」

今回の記事では、SEOとは何か?ということから、SEO対策に関してまで解説してきました。

解説してきた通り、SEO(SEO対策)の直接の目的は、Googleの検索結果上位に表示されるためです。

しかし、この目的やそれによって引き起る「自サイト訪問者を増やす」といったことは、あくまでも手段にすぎません。

最終的には、「良質な価値のあるコンテンツをユーザーに届けること」が目的になるでしょう。

SEO(SEO対策)は目的ではなく手段である、ということを念頭に置いた上で理解を深め、ブログ運営に役立てていきましょう。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました!

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